生きかた分析とは

生き方分析は個性学（統計学）をベースに、あなたのお悩みを紐解きながら、生き方を見つけていくきっかけとしていただくものです。

天分を知る

人は生まれながらにして持って生まれた資質があります。
これは「天分」であり、生涯変えることのできない気質や性分となります。
例えば梅、桜、桃など、花の咲く時期、実のなる時期などそれぞれの特性は、生涯変わることのない性質であるように、人間もそれぞれ違った性質があります。

この「天分」は「性格」「能力」「生き方」の３つの要素で構成され「性格」は①意思決定　②行動特性　③役割　などが示されるものです。

ここに、「トキ」という１０年１０ヶ月１０日という一定の決まったサイクルのリズムがすべての人に一様にプログラムされ、生まれた瞬間から始まるそれぞれのリズムの中でみな平等に同じ状況を用意され、その下でそれぞれの違った個性でさまざまな出来事や成果を経験することとなります。

先天的な要素である「天分」に加え、生まれてからは、後天的な「器」という割当てをそれぞれの”努力”で創っていくことができます。
それぞれの「天分」を知り、「トキ」を知り、トキを活かしながら「器」をどれだけ創っていくかで、人生を大きく開花させ、自分で創り出せるものになります。

つまり「運命は自分で切り開ける」という部分です。

「天分」と「トキ」は生まれながらに決まっていて変えることはできませんが、「器」は努力次第で大きくすることもできるし、小さくとどまることにもなる部分です。

人が創る社会は、人と人との人間関係が創っています。

夫婦という最小単位から生まれる家庭は親子、兄弟、姉妹という人間模様があり、地域、コミュニティ、会社、国といった環境において、いろいろな人の在り様、関わり合いといった人間関係によって創り出され、創り続けています。

すべての人は「天分」を持って生まれ、その天分を生きているわけですが、なぜかウマが合う、どうもうまくいかない、など人によって様々です。この直感で感じる、合う、合わないという感性はとても重要であり、この相性が人生を楽しくもするし、苦しいものにもなります。

そんな人間関係を良いものにしていく一番のコツは、まず「自分をよく知ること」です。

自分という人間がどれだけさまざまな要素を持っているか、ということを理解すると、自分以外の人も同じである、ということに気が付きます。

これは本当に大切なことです。

自分を知ると、自分を認られるようになり、相手が違うことを理解すると、相手を認められるようになります。

人間は集団の社会を創り、皆それぞれ持つ自分の価値観を大切にしたいという思いで暮らしています。

皆がお互いを認め合い、それぞれの価値観を尊重できる関係性を理性をもって暮らせたら、世界は平和につながるだろういうのが私の願いです。